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なぜ逆数をかけるの?
やり方は知っていても、理由はあいまいなまま——という人は多いはずです。 ここでは2つのちがう考え方で、同じ結論にたどりつくことを確かめます。
考え方1:「いくつ分あるか」で考える
MEASUREMENTわり算はもともと「わる数がいくつ分ふくまれるか」を求める計算です。 6 ÷ 2 は「6の中に2がいくつ入るか」で3。これは分数でも変わりません。
34 ÷ 25 は「34 の中に 25 がいくつ入るか」という意味です。 ここで両方を同じ分母にそろえると 1520 と 820 になります。 「20分の1」を1つの単位と見れば、15個の中に8個がいくつ入るかという ただの整数のわり算になり、15 ÷ 8 = 158 です。
考え方2:「わる数を1にそろえる」
UNITもう一つの見方は、わる数を1にしてしまうという考え方です。
25 を1にするには 52 をかければよい(25 × 52 = 1)。 わり算では、わる数とわられる数に同じ数をかけても答えは変わりません (6÷2 と 12÷4 が同じなのと同じ理由です)。
だから、わる数を1にするために 52 をかけるなら、わられる数にも 52 をかけます。 すると「◯ ÷ 1」の形になり、答えはわられる数そのもの——つまり 34 × 52 です。
2つの考え方はどうつながる?
BRIDGE考え方1は「単位をそろえて数える」、考え方2は「わる数を1にする」。 出発点はちがいますが、どちらも同じ式にたどりつきます。 どちらか腑に落ちるほうを覚えておけば十分です。
逆数そのものについては 逆数とは を、 手順の確認は 分数の割り算のやり方 をご覧ください。
よくある質問
FAQわり算なのに答えが大きくなるのはなぜ?
1より小さい数でわると、「いくつ分あるか」の答えは元の数より大きくなります。たとえば 3 ÷ 0.5 = 6 と同じ理屈です。
わる数とわられる数に同じ数をかけてもいいのですか?
はい。わり算は比の関係なので、両方に同じ数をかけても商は変わりません。6÷2 と 12÷4 が同じ3になるのと同じです。